2012/09/28
最近は入荷の案内ばかりになっていたので、たまには私の日常の事でも書いてみようかと思います。
先週、お客様のMさんに聞いてJim O'Rouke(ジム・オルーク)のLIVEに行って来ました。
活動が多岐に渡りすぎて摑み処のない人ですが、音楽のオタクには神様のような人です。
近年の数作とは違った、バンド編成の割とロックっぽい演奏で親しみやすかった(それでも、半ば巻き込まれる形で同行したスタッフ松村は、延々と反復する起伏の無い演奏を前に「何の苦行か」と思ったそうですが)にも関わらず、以前からジム・オルークに対する私の印象は「美しい曲を書く変人」で、生で観たことでその印象はより強固なものになった。
それは名盤といわれる「ユリイカ」に顕著で、このアルバムは19世紀のスティーブン・フォスター~20世紀のヴァン・ダイクパークス等、白人アメリカーナの系譜を、音響を通過した現代に問うというもの(個人的な解釈なので、ひょっとしたら的外れなかもしれません)なのに、ジャケットが音楽の内容とかけ離れすぎて奇妙な・・・。
誰かこのセンスの意味を分かる人が居たら教えて欲しい・・・。
そういえばジム・オルークがトリビュートもした、作曲家のバート・バカラックの相棒ハル・デビッドが先日亡くなりましたが、最近バカラック/デビッドの名曲「ALFEE」の歌詞を知って泣きました。
同名映画のテーマ曲で、以前WACKO MARIAがその映画にインスパイアされて、ロンドンとジャズをテーマにコレクションやりましたので、興味があったら観てみては如何でしょう。
但し、リメイク版より、オリジナルの方がオシャレなのでオススメです。
それからこの間は息子の運動会があって、毎年父兄対抗リレー(最終種目で異様な盛り上がりを見せます)に張り切って出場するのすが、今年は何故かムカデ競争に代わり、言いようも無い喪失感を味わいました・・・。
運動会前は例年走り込みをしてリレーに備えるのですが、ムカデ競争なら必要ないかとブッツケで臨むというやる気のなさ。
案外キツクて、5チーム中2位のスタートから転落して4位でゴールしたのは、走り込みをしなかった私のせいかもしれません・・・。
だらだらと取りとめも無い事を書いてしまいましたが、店内は商品入荷ラッシュでBLOGでのご紹介も間に合わないほどです。
9月の残り3日間も連日の入荷を控えておりますので、皆様の御来店、お問い合わせをお待ちしてます。
山下禎典

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